ガールデュボワ青森駅前店
店長 工藤 恵さん
本場アメリカの味を県産食材で再現。プレミアムハンバーガー持ち帰り店が人気
米国の美術大学で学んでいた代表取締役(井上信平さん)が「本場で食べた手作りハンバーガーの味が忘れられず、その味を青森の最高食材を使って作りたい」―との思いで始めた、プレミアムハンバーガーテイクアウト専門店。弘前、平川市に次ぐ3号店を今年6月20日に青森駅前にオープンさせた。
店名「ガールデュボワ」は仏語。「ガールは『駅』、デュボワは『森林』という意味」と店長。県産牛百パーセントのパティをじっくりと焼き上げ、新鮮な県産野菜とともに、イーストフード不使用の安全にこだわったバンズ(パン)で挟んだグルメバーガーが売り。「アボガドプレミアム」「ベーコンモッツァレラバーガー」「生姜味噌チキンバーガー」(青森店限定)が店一押し。健康志向の人には糖質控えめで栄養たっぷり、もちもち食感のバンズも。「毎日食べても体に優しいハンバーガーを味わって」。
店舗入り口横にはハンバーガーを模した店名入りロゴマークが目を引く。店内はおしゃれな内装。飾り棚には「モロッコ胡椒」、「エジプト塩」など珍しい調味料や遊び感覚の小物がさりげなく置かれ、ハンバーガーができるのを待つ客の目を楽しませている。
掲げるミッションは①女性が輝く職場をつくる②安心、安全で美味しい食を提供する③青森発展に寄与する―の三つ。「店のスタッフは全員が女性。地元があるからこそ、ここで働けます。地元の発展なくして当社の発展はありません」。地産地消にこだわるのは地域経済を後押ししたいから。
営業時間は午前11時から午後2時。月・水・金曜は早朝営業(午前7時から同9時)も。「朝は出勤前のサラリーマン、昼は30、40歳代の女性が買い求めていかれます」。予約すると、希望の時間までに作ってくれる。
入り口には感染防止対策実施中のステッカーが貼ってある。スタッフのマスク着用、店内のアルコール消毒、お客様の手指消毒の励行を徹底している。
「働く意欲のある人に雇用の場を提供する意味でも将来的にはもっと店舗を増やしたい」。東京出身だが、結婚を機に青森へ。「青森に住んで18年。もう骨の髄まで青森県人です」と笑う。その表情から、青森人を満喫している様子が見てとれた。
問い合わせ先
- 住所:
- 青森市古川1-1-3
- TEL:
- 090-6450-0172