会員事業所紹介

(株)LANDL(ランドル)
代表 川田 冬季也さん

「各種SNSでチームの活動情報を発信しています。見学・体験も随時受け付け中」と話す川田さん(左は運営スタッフ・伊藤真也さん)

ミニバスクラブを運営。コミュニケーション力、あきらめない心を育てる

副業として始めた日用品などのインターネット販売を本業に切り替え、新たな事業展開(トレーニング用品などを海外から輸入して販売)などにらんで2021年1月、会社を立ち上げた。事業の大きな柱に据えているのが、日本バスケットボール協会公認コーチライセンスなどの資格を持ち、自らヘッドコーチを務めている小学生のミニバスケットボールクラブ「AОMОRI LANDLS」(ランドルス)の運営。「中・高校でバスケ部に所属、社会人になってからは一時バスケから遠ざかっていたが、バスケに関わりたいという気持ちは抑えられなかった」。同級生の子供がいる合浦小でバスケを指導するようになって4年が経過、クラブ化に伴い今春、自分のチームを旗揚げした。

スローガンは「本気で日本一」。「勝つ事にこだわっただけの『日本一』ではなく、チームワーク、礼儀、声出し、楽しさ、笑顔、気遣いなど、子供たちが自分自身で決めた『日本一』を掲げて、バスケに取り組んでほしい」。アメリカのプロチームのデザインを参考にしたというユニホームは、青森を前面に押し出したチームロゴを胸に配している。9月に入ってからはコロナ感染拡大による影響で練習会場の体育館が使えず、自主トレの日々が続いている。「トッキ―」の愛称で呼ばれる川田さんの指導方は独特。「自主トレでは子どもたちに独自で取り組んでいる練習を動画でアップしてもらい、それに私が採点を加えるという方法で一人ひとりとコミュニケーションを取っています」。

青森市在住の男性4人でつくるコーラスグループ「FACE」のリーダーも務めていて、こうした活動が縁で、CMモデルやイベントMCの仕事も舞い込んでくる。「いろんな場面で声をかけてもらい、人脈づくりに役立っています。ありがたいですね」。

4月のスタート時は女子ばかり8人だったメンバーが現在は40人に。「SNSを通してのメンバー募集に加え、活動地域にある店へ実際に訪問してチラシを貼ってもらい、その店をチームのSNSで宣伝するといったやり方で知名度を広めていきました」。目指すは、地域密着型のチームづくり。「自分が生まれ育った青森の地でバスケットで恩返しが出来れば嬉しい。将来、このチームから日本を代表するようなアスリートが誕生してくれるのが夢ですね」

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