青森バル&ブラッスリー 「マ・ファミーユ」
オーナーシェフ 坂岡大樹さん
「お客様の笑顔を見るのが無上の喜び」。ランチのパスタ、オムライスが人気
古川1丁目にあるフクシスポーツ立体駐車場向かいの建物2階に2021年11月、フレンチをメーンに和風料理も楽しめる店がオープン。「もう少し前にオープンさせる予定でしたが、コロナ禍の影響が大きく断念。昨年秋以降、感染者が減少傾向に転じたのを好機と見て、踏み切りました」。店名は仏語で「我が家族」の意。「いつでもあなたの身近にあり、我が家に帰ってくるような気分で気兼ねなく来てもらえるような店を目指しています」と話す。店内は27、8人が入れる広さ(カウンター席とテーブル席)で、明るくアットホームな雰囲気。
高校卒業後、地元(青森市)を離れ東京、名古屋、大阪などで料理人の腕を磨いた。「50歳になるまでに自分の店を持つことを目標に頑張ってきた。あらゆるジャンルの料理に手を染め、行き着いたのがフレンチ料理の店だった」。県産食材を豊富に使ったメニューの数々が目を引く。
「特に旬のメニューをお出ししています」。
ランチ(11:30~14:00、週替わり)はハンバーグとパスタ、オムライスを用意。カルボナーラとペペロンチーノをコラボしたパスタ「カルボッチーノ」はチーズの香りが漂い、ニンニクと鷹の爪が混じり合った絶妙の味わいが人気。「クラムチャウダーオムライス」は具材たっぷりの濃厚仕立てのソースがおススメ。「『クラムチャウダーオムライス』はいったんメニューから外すつもりでしたがテレビ(ABA)で紹介されると反響が大きく、一日五食限定で続けることに。『カルボッチーノ』は8月からディナーのメニューに加えます」。
ディナー(17:00~22:00)も「イカ墨シーフードリゾット」、「雲丹リゾット」「県産ニンニクのアヒージョ」など人気メニューが盛りだくさん。飲み物はワイン(赤、白、黒)、ビール、ウイスキー、日本酒(田酒、豊盃など)、カクテルルなど50種以上取り揃えている。
今、中心市街地では複合ビルの建設が進むなど人の流れを呼び込もうという動きが急。「街が元気になるような食のイベントがあれば積極的に参加していきたい」。ここにきて、新型コロナの感染者数はこれまでの2倍超の水準を見せている。「心配です。やるべき対策をしっかりと取りながら営業を続けます。お出しした料理を食べて、笑顔になってもらえたらこの上ない喜び。料理人冥利に尽きますね」
問い合わせ先
- 住所:
- 青森市古川1丁目13―16 白樺2号館2F
- TEL:
- 017―762―0826